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010 便秘ってどんな症状? アーカイブ

2007年10月04日

「うんち」でわかる腸の健康

あなたのお通じは、何日に一度ありますか?

西洋医学では、2~3日に一度の割合でもお通じがあって、本人に不快感がなければ
便秘とは言いません。

食べたものが「うんち」として、からだの外に排出されるまでには、24~48時間かかるといわれています。(できれば食べたら24時間以内に排出されるのが理想)

ということは、朝に出てくる「うんち」は2日前の昼から、前日の朝までに食べたものということになります。

とうもろこしやゴマなど消化されにくいものや、イカスミなど色の強いものを食べると、「あのとき食べたものが、今出てきた」とわかります。トイレで注意してみると、自分の消化時間を知る目安になりますよ。

うんちも、ただ出せばよいというわけではなく、「理想的なうんち」というのがあります。毎日お通じがあっても、腸の動きが鈍っていて、知らず知らずのうちに、便秘になっている場合もあり得るのです。

便秘が引き起こすのは、肌が荒れる、お腹が張るといった不快症状ばかりではありません。「たかが便秘」と放っておくと重大な病気を引き起こす可能性だってあります。

「うんち」は腸の健康を教えてくれるサイン。

まずは、自分の便に注目して、次の5つの項目をチェックしてみてください。

(1)排便の間隔が3日以上あく
(2)以前に比べて、便の量が減っている
(3)水分の少ない硬い便が出る
(4)排便するのに時間がかかる
(5)残便感や腹部に張った感じが残る

消化不良やストレスによる一時的な便秘というのもありますが、こうした症状が長く続く場合は、慢性的な便秘症状に陥っていると言えるでしょう。

2007年10月05日

それは隠れ便秘かもしれない

「毎日出ているから便秘じゃない」

そう思っている人のほうが、実は危険だったりします。

明らかに出なくて、不快症状の自覚がある場合は、便秘薬を飲んだり、食事を変えてみたり、サプリメントを服用したりと、さまざまな改善方法を試すでしょう。

でも、「快便」とはいえなくても、なんとかお通じがあると、対処が遅れてしまうもの。知らず知らずのうちに腸の中に便を溜め込んでしまい、ある日思わぬ不調に悩むいるケースも少なくないのです。

「宿便(しゅくべん)」という言葉を聞いたことがありますか?

これは文字通り、腸の中に「宿っている便」で、残留便や滞留便とも呼ばれ、誰にでもあるもの。もちろん、毎日お通じがある人にも、です。

腸の内側には、絨毛(じゅうもう)と呼ばれる敷物のじゅうたんの毛のような突起物が密生しています。

これは、私たちの体内に栄養分を取り込む大事な役割を果たす部分。その一方で、吸収しきれない過剰な食べカスや体に不要な毒素が、この絨毛の間に引っかかり、腸内の残留物となってしまうのです。

毎日腸を使っていれば、古い水道管に水垢が溜まるように、「宿便」は避けることができません。

腸壁をおそうじし、「宿便」を取り除くにはコンニャクや玄米食などが有効といわれますが、何よりも大事なのは「腹八分目」の食生活を心がけること。なるべく、腸内に吸収されない食べカスを残さないためです。

「宿便」は長い間溜め込むとヘドロ状になり、腸の機能を低下させる原因となります。便秘を予防するために、ちょっとばかり「宿便」のおそうじも意識してみるといいかもしれませんね。

2007年10月06日

「快便」って、どういうこと?

排便回数が少なかったり、出ても硬かったり、量が少なかったり・・・。

便秘の症状というのは、なんとなくわかると思うのですが、
では、健康的な排便とはどういうものなのでしょう?

俗にいう「快便」とは、その字の通り、出た後に「あ~スッキリ!」と感じる排便のこと。具体的には、次のような便が「理想的なうんち」と言えます。

・便の量・・・バナナ2本分くらい
・便の色・・・黄土色(黄色味が強い黄褐色)
・便の形・・・25~30センチの小さめのバナナ状
・水分量・・・70~80%含まれるので表面がなめらかで、少しいきめばツルリと出る
・におい・・・少ない

こうした便が出ていれば、消化・吸収・排泄がスムーズに行なわれている「健康的な胃腸」だと安心できます。

排便をした後、すぐに流してしまわずに、ちょっと観察する習慣をつけてみるとよいですね。

特に注目したいのは「便の色」と「便の形」です。

「こげ茶色」で臭いの強いうんちをしている人、形がコロコロしていたり、肛門での切れが悪いベチャッとしていたりするうんちをしている人は、腸に負担のかかる食生活をしている可能性があります。

野菜が少なく肉食に偏った食生活をしていると、消化・吸収に時間がかります。すると、腸内に便が長くとどまって、悪玉菌に冒された「快便」とはほど遠いうんちがつくられてしまうのです。

こうした人は、たとえ毎日排泄があっても、便秘予備軍といえます。早めに食生活を見直して、腸の動きをスムーズにしてあげてくださいね。

2007年10月07日

「下痢」にも要注意!

「下痢」は「便秘」と対極にあるように考えるかもしれません。でも、腸の機能の低下という面からいえば、「便秘」と似た部分もあります。

実際、「下痢」と「便秘」を繰り返すタイプの便秘症状もあるので、そうした場合は、様子を見て、適切な改善方法を探る必要があるでしょう。

下痢には、一時的なものと慢性的なものがあります。

2~3日で症状が改善されたのであれば、水分の取りすぎや腸が疲れているだけなので、特に心配はいりません。

でも、慢性的に下痢の症状があり、良くなったり悪くなったりという場合は、ストレス性の腸炎が考えられます。

いわゆる「過敏性腸症候群」と呼ばれるものがそれ。

心身がストレスにさらされると、交感神経が緊張します。そうなると体温が下がって、排出のために必要な腸のぜん動運動が乱れ、便秘となります。この場合、便秘は、からだに無理がかかっていることの表れとも言えます。

便秘が続いた後に、下痢が起こるのは、実はからだがラクな状態に戻ろうとする好転反応。

「下痢」という形で腸が動き出し、便秘が解消されると、体温が上がり始めます。つまり、副交感神経が優位になり、からだがリラックス状態になるということ。

だから、お腹が痛いしトイレが近くなって辛いからと、下痢を無理に止めないほうがいいという、専門家の意見もあります。

薬を飲んだら一時的に止まっても、また便秘を引き起こし、同じことの繰り返しとなります。からだにもともと備わっている「自然治癒力」はスゴイもの。腸の調子を治すためには、むしろ「下痢」は歓迎すべき状態と言えるかもしれませんよ。

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