便秘の悩みというと、男性よりも圧倒的に女性のほうが多いはず。
あなたのまわりを見回してみても、便秘に悩んでいる人は案外多いのではないでしょうか。
最近ある調査では、女性の3割は便秘薬に頼らなければ出ない便秘症だという報告もあるほどです。
ではなぜ、女性に便秘が多いのでしょう?
「朝、慌しくてトイレにゆっくり行く時間がなかった」
「外出先では落ち着かないから、家に帰ってからゆっくりしよう」
なんとなく便意を感じているのに、生活スタイルを変えられなかったり、羞恥心が先に立ったりして、その場はグッと我慢してしまう……あなたには、そんな経験がありませんか?
実は、この「ちょっとした我慢」こそ、便秘への第一歩。
排便のメカニズムを知れば、なぜ我慢をしたらいけないかは明白です。
うんちが肛門の直前にある直腸まで降りてくると、脳に「うんちを出したい」という便意のシグナルが送られます。
このタイミングでトイレに行けば、少しいきむだけでスルリとうんちを出すことができ、「快便」となります。でも、我慢をしてしまうと、便意のシグナルはスーッと消えてしまい、降りてきた便だけが取り残されることになります。
しかも怖いことに、我慢を繰り返すことによって、便意のシグナルを察知することに、脳が鈍感になってしまうのです!
直腸に便があっても、トイレに行きたいと感じなくなる……これが便秘の始まり。
特に女性は、排便に対する「羞恥心」が強く、いつでもどこでも便意のシグナルに従えない場合があるでしょう。
でも、からだの声をきちんと聞かないと、後でひどく苦しむ結果となります。後悔先に立たずとならないように、我慢の習慣は禁物です。