男性に比べて、女性に「冷え体質」の多いことが、これまた便秘に悩む女性を増やす原因となっています。
というのも、慢性便秘のほとんどは、「冷え」によって大腸の機能が低下していることから引き起こされているからです。
では、なぜ、女性のからだは冷えやすいのでしょう?
一番の原因は筋肉の量の少なさです。
体温は、筋肉が動くことによって生まれる「熱」からつくられるもの。ですから、男性よりもからだに占める筋肉の量が少ない女性は、そもそもが冷えやすい体質にあるわけです。そうした体質に運動不足が加わると、さらに筋肉からの発熱が減って、からだが冷えてしまうことになります。
また、女性は生理や妊娠、更年期などホルモンの変化が男性に比べて大きくなります。そのため、からだの機能をつかさどる自律神経が乱れやすく、冷え性になりやすいと言われます。
そのほか、冷房の効きすぎた部屋に薄着で長時間いたり、仕事や人間関係のストレスにさらされたりなど、現代女性は「冷え」を招く要素をたくさん抱えています。
食べ物も重要です。
砂糖、牛乳、酒類、合成添加物、コーヒーなどは、からだを冷やしてしまうもの。
甘いケーキが大好き、外食やお酒を飲む機会が多い、コーヒーを1日に何杯も飲むという女性は、ちょっと控えたほうがいいかもしれません。
実は、便秘だけでなく、「冷えは万病のもと」とも言えるくらい、怖い症状。
冷え性によって、低体温になることで、免疫力が一気に下がります。すると、からだ全体の機能低下を招き、病気と闘うことができなくなってしまうのです。
自分のからだを守るためにも、「便秘対策」と「冷え性改善」はワンセットで考えたいものです。