疲れからきていると思いがちな倦怠感も、実は便秘が原因と考えられるものがあります。
とくに「痛み」には、要注目です。
女性の不調の代名詞ともいえる「肩こり」「腰痛」「頭痛」も便秘が原因の場合があるからです。
便が長く居座ることで、腸内に有害なガスが溜まると、背中や腰を圧迫することになります。
でも、そうした物理的な刺激ばかりが不調の原因ではありません。
便秘は一種のストレス状態。排便のリズムが乱れることで、そのリズムをつかさどる自律神経のバランスも崩れます。
そうなると、交感神経が優位に働くこととなり、常に筋肉が緊張・興奮状態に置かれてしまうのです。
この状態が、体内の血流を滞らせ、「肩こり」や「腰痛」「頭痛」といった症状を引き起こしやすくなるのです。
また、便秘に付き物の痛みとしては「腹痛」が挙げられます。
便秘気味のときは、腸の最後のほうに、硬くなった便が残っています。そうした「詰まった」状態のところへ、腸の上のほうから次の便が送られてくることで、腸がキャパシティを超えてしまうのです。
つまり、先にある停滞した便を無理に動かそうとするため、腸が収縮運動をするときに、おなかがキューッと締めつけられるように痛んでしまうわけです。中には、排便後もこの収縮が収まらず、腸がけいれんしたままで、痛みが続く人もいます。
こうした人は、排便があっても「隠れ便秘」で、慢性便秘の予備軍といえるでしょう。
いずれにしても、「痛み」は気分を鬱々とさせるもの。便秘が原因と考えられる「痛み」なら、お通じを改善する対策を取ることで、からだもこころもスッキリするかもしれませんよ。