わたしたちは、日々生活スタイルやからだのサイクルという、「リズム」を刻みながら生きています。
ごはんを食べたり、寝たりといったことと同様に、健康であれば、排便もこの「リズム」の中にしっかり組み込まれるもの。
便秘はこのリズムが乱れた状態。調整が必要です。
まずは意識的に「朝に排便」というリズムをつくる努力をしてみましょう。というのも、わたしたちの生活スタイルやからだのサイクルからすると、朝に排便習慣をつけるのが、もっともやりやすいからです。
そのためには、しっかり「朝食」をとること。
就寝中は少なくとも5~6時間は食べ物を口にしない状態。この間に「モチリン」という消化管ホルモンの分泌が行なわれ、胃腸の大掃除をして、排便の準備を整えています。
しかも、寝ている間は大腸の運動もゆるやかになっています。そこへ「朝食」をしっかりとることで食べ物がおなかに入ってくると、「胃・結腸反射」がほかの時間帯の空腹時よりも強い刺激となって伝わります。
そして、便意を感じたら、それを逃さないように、トイレにゆっくり座ってふんばる習慣をつけること。
朝食・排便をリズムよく組み込むには、朝の時間に余裕を持つ必要があります。今より15分、できれば30分早起きすることを心がけてみるとよいかもしれませんね。
なお、この「胃・結腸反射」は昼食後や夕食後にも起こるもの。
生活スタイルによっては昼や夜のほうが出やすい人もいると思いますので、自分なりの便意のタイミングを知り、それを逃さないようトイレへ行く習慣をつければよいでしょう。
ただしこの場合も、空腹の時間が長いほど、大腸のぜん動運動を高めるホルモン「モチリン」の分泌が高まることを忘れずに!
ひっきりなしの間食やバラバラな食事時間にならないよう、自分なりのリズムある生活を心がけてくださいね。