便秘の腸にすぐれた効果を発揮するヨーグルトは、その製造過程から「発酵食品」という分類ができます。
発酵食品は、消化吸収が良く、腸内の善玉菌を増やしてくれる、便秘解消の強い味方。
では、そんな発酵食品とは、どのような食べものなのでしょう?
科学的にいえば、微生物(菌)を加えることによって、食材に含まれるデンプンや糖、タンパク質などが分解・合成され、新たな成分がつくりあげられたものを指します。
発酵することによって、もとの食材にはないおいしさや、有効成分を加えて栄養価が高くなっているのが特長です。
ヨーグルトのほかには、蒸した大豆に納豆菌を加えて発酵させた納豆、植物性乳酸菌がたっぷりのキムチ・漬物などが、とくに整腸効果の高い発酵食品といえます。
とくに納豆は、原料となる大豆に食物繊維が豊富なのも、注目したい点。
しかも納豆には、腸のぜん動運動を刺激する「不溶性食物繊維」と、腸内の腐敗物を吸着して排泄する「水溶性食物繊維」と二種類の食物性繊維が含まれます。
この二つの食物繊維の働きで、便通が良くなるばかりでなく、腸内の腐敗物も排泄されて、気になる便臭も解消できるのです。まさに納豆なくして、「いいウンチ」なしといえるほどの、優秀な食材。
腸内環境をキレイに保つためには、1日1パック50グラム程度を食べ続けると良いでしょう。ヨーグルトと同様、食べ続けることで、腸内の菌のバランスを維持してくれます。
また、お通じ改善のための食べ方としては、「発酵食品×発酵食品」という組み合わせが最強。たとえば、「納豆×キムチ」「納豆×野沢菜の漬物」などです。
納豆菌には腸内の乳酸菌を増やす働きがあるので、キムチや漬物で乳酸菌を同時に摂取すれば、一気に腸内に善玉菌が増えて、一石二鳥というわけ。
発酵食品はにおいのキツイものが多いので苦手という人もいるかもしれませんが、何か好きな味のものを混ぜるなど、工夫して摂取するように心がけるといいですね。